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株式会社メタジェンの公式noteアカウントです。アカデミックで最新の情報をベースにしながら、おなか(腸内環境)の深みを知り、一人ひとりが自分のヘルスケアの軸に出会えるメディアを目指していきます。 https://metagen.co.jp/aboutus/

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  • 談話室

    皆さんの興味関心の高い話題や生活に役立つ情報など、一人ひとりが自分の腸活やヘルスケアに向き合うためのヒントをお届けしていきます。

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    腸内細菌の働きの詳しいメカニズムの説明や最新の腸内環境研究に基づく知見など、主に研究者や腸活玄人向けのストーリーを配信していきます

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    腸内環境に関する用語や基礎知識など、知りたい・調べたい時に活用できる知識をストックしていきます。

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最近話題の「短鎖脂肪酸」って、なにがそんなにすごいの?

こんにちは。onakademy編集部です。 皆さんは「短鎖脂肪酸」という言葉をご存知でしょうか。これまでアップしてきた記事にも短鎖脂肪酸の話はたびたび出しているので、onakademyをウォッチしてくださっている方や、腸活上級者の方にとっては身近な言葉かもしれません。 腸内細菌は様々な健康状態や疾患と関連することがこれまでの研究でわかっていますが、以前公開した記事でも述べた通り、存在するだけではヒトに影響を与えないことが多く、主に短鎖脂肪酸などの代謝物質を介して健康効果を

    • 【onakademyコラボレーション企画第一弾!】腸内細菌相談室との対談podcastが放送されます!

      これまでonakademyではおなかの深みをお伝えする記事を配信してきましたが、設立半年になる今月、onakademy初のコラボレーション企画をお届けします! 今回コラボレーションが実現した「腸内細菌相談室」は、「腸から自分と世界を知る」ことを目指して、腸内環境や腸内細菌について科学論文を根拠に情報を発信するメディアです。 その室長である鈴木大輔さんとonakademyメンバーの「いとうまさき」による「うんちと腸内細菌」についての対談が先日行われ、その模様が腸内細菌相談室

      • 【中の人紹介】私たちでonakademyを運営しています!

        こんにちは、onakademy編集部です。 今回の記事では、これまでも様々な記事執筆に関わっているonakademy編集部の人をご紹介します! onakademy編集部のメンバーは、バックグラウンドや記事執筆に携わるようになったきっかけも全く異なります。個々人の興味関心のある分野も異なりますし、記事にでる味も人それぞれです。まるで個々人の腸内環境のように多様性にあふれています。 もしかすると、読者の皆様とどこかしら考え方が似ているメンバーもいるかもしれません。 今後の

        • 腸から若返る:腸内環境の老化、傾向と対策

          “腸内環境の老化”とはメタボリックシンドロームや糖尿病、動脈硬化、慢性腎臓病などは高齢者に多く見られるため、加齢関連疾患と呼ばれます。これらの病気は、数年にわたって低レベルの炎症が続く「慢性炎症」が特徴です[1]。 最近の研究では、腸内細菌が作り出す短鎖脂肪酸などの物質が、体内の炎症を抑え、加齢関連疾患を軽減する役割を果たすことが分かってきました[2]。では、そんな慢性炎症を抑える役割を持つ腸内細菌自体も、年齢とともに老化してしまうのでしょうか? もし老化した場合、何が起

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        • 【onakademyコラボレーション企画第一弾!】腸内細菌相談室との対談podcastが放送されます!

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        記事

          辛味を味方に夏を乗り切れ。唐辛子の辛味成分「カプサイシン」の魅力に迫る

          こんにちは、onakademy編集部です。本格的な夏も到来し、日々高温多湿と戦う季節になってきました。家にこもる方もいれば、ここぞとばかりプールや海に繰り出す方もいるかと思います。 ところで、夏になると無性に辛いものが食べたくなる、という人はいませんか? 筆者がその口で、(年中辛いものは好きですが)夏になるとひたすら辛いものを食べまくってます。 夏、暑いときに辛いものを食べたくなるのって、なんか直感的には違和感を感じる。。という人もいるかも知れません。 実はこれは理にか

          辛味を味方に夏を乗り切れ。唐辛子の辛味成分「カプサイシン」の魅力に迫る

          研究者たちが腸内細菌について語ってみた

          こんにちは、onakademy編集部です! 唐突ですが、今回はタイトルのとおり、いつもとは違うテイストでおなかの世界を読者のみなさまと共有したい!と思っております。 初回の自己紹介記事でお伝えしましたように、このメディアは「腸内環境から病気ゼロ」を目指す研究者たち、つまり、毎日腸内細菌と向き合っている人々が主となって運営しています。 今回は、そのような日々おなかの研究に様々な角度から向き合っている研究者たちのトークの一部から、おなかの深みを一歩掘り下げて知っていただく機

          研究者たちが腸内細菌について語ってみた

          食物繊維時代、来たる!〇〇性食物繊維とは?

          こんにちは、onakademy編集部です。 突然ですが、みなさんは「〇〇性食物繊維」という言葉、いくつご存知でしょうか? 食物繊維にもいくつかの種類があり、それぞれ役割が違うと言われています。 この記事では、食物繊維の種類についてまとめていきたいと思います。 食物繊維とは一言でいうと、食物に含まれる炭水化物のうち、ヒトの消化酵素では消化できない物質のことです。 私たちヒトが消化できない、つまり消化されずに大腸まで食物繊維は届くということですね ! 単語帳の食物繊維の記

          食物繊維時代、来たる!〇〇性食物繊維とは?

          喫煙者要注意!腸内環境からタバコの影響を考える

          こんにちは、onakademy編集部です。 腸内環境は何から影響を受けていると思いますか? 過去の記事で「腸内環境に最も影響するのは食習慣である」ということはお伝えしていましたね。 でも、食事以外の影響がないかと言われると、もちろんそんなことは有りません。 そこで、今回は身近な「腸内環境に影響するもの」として、タバコを吸ったらどうなる?について触れていこうかと思います。 タバコを吸うと腸内環境はどうなる?年々価格が上昇しているタバコですが、それでもやめない愛煙家がみ

          喫煙者要注意!腸内環境からタバコの影響を考える

          【日本人には超レアな腸内細菌がいる!?】異なる地域の腸内フローラを比較してみた

          こんにちは、onakademy編集部です。 気づけば2024年も後半に突入し、蒸し暑い季節がやってきました。 日本の過酷な夏から逃れるべく、海外旅行を計画する方もいるのではないでしょうか。 海外に行くと、日本とは全く異なる食生活に戸惑いを覚える方もいるかもしれないですね。 これまでonakademyをフォローしてくださっている方は、腸内フローラが日々の食生活に影響を受けることは既にご存知かと思います。 海外の人の腸内フローラは日本人と違うのかも? という疑問に行き着

          【日本人には超レアな腸内細菌がいる!?】異なる地域の腸内フローラを比較してみた

          リバウンドしないダイエットのカギは腸内細菌と二次胆汁酸にあり、という研究の話

          ダイエットの大敵「リバウンド」におびえてますか? 減量後にはタンパク質と炭水化物の比率に気をつけタンパク質を多めに摂る[1]といった食事コントロールによるリバウンド対策も報告されていますが、今回は腸内環境に注目します。 二次胆汁酸とはまずタイトルにもある二次胆汁酸について。 二次ということは一次があります。一次胆汁酸はヒトの肝臓で作られる脂肪の消化を助ける物質で、それが腸まで流れていくと腸内細菌によって変換され二次胆汁酸と呼ばれるようになります。 これまで二次胆汁酸が過

          リバウンドしないダイエットのカギは腸内細菌と二次胆汁酸にあり、という研究の話

          ダイエッターたちへ告ぐ!●●を味方につけよ!

          こんにちは!onakademy編集部です! いよいよ夏本番!薄着の季節がやってきましたね。 今回は永遠のテーマである「ダイエット」についてお話したいと思います。 みなさん、「食べても太らない食べもの」や「食べると痩せる食べ物」があったらいいのにと一度は思ったことがあるのではないでしょうか? もしくは、食べても太らない体質になれたらと思っている方も多いかもしれません。 かく言う私もその一人です(笑) ダイエットの理論はいたってシンプル! 「摂取カロリー < 消費カロリ

          ダイエッターたちへ告ぐ!●●を味方につけよ!

          バリウム検査は腸内細菌叢に悪影響を及ぼすのか?

          こんにちは、onakademy編集部です。 毎年この時期になると、多くの方が健康診断を受けることと思います。健康診断の項目の中でも、特に強い印象を残すのはバリウム検査です。あの白いどろりとした液体を飲んで、その後白い便が出てくることに衝撃を受ける方は少なくないでしょう。 あまりの非日常さゆえ、健康診断後に 「バリウム検査が腸内細菌叢に悪影響を与えているのではないか?」 と心配される方もいるかもしれません。そこで今回は、バリウム検査が腸内細菌叢に与える影響についてお伝え

          バリウム検査は腸内細菌叢に悪影響を及ぼすのか?

          体力から筋力まで!基礎体力を腸内環境で高めよう!

          こんにちは、onakademy編集部です。 腸内環境からもたらされる効果。これまで私共も記事でいくつか取り上げてきましたが、皆さんはどういったものをイメージされますか?「病気の予防」や「体重減少(ダイエット)」でしょうか。 これらの効果は大変素晴らしいものですが、今現在体調に目立った困りごとがない人からすると、正直腸内環境を整えるモチベーションには繋がりにくいのではないでしょうか。 ですがもし腸内環境があなたの基礎体力を高めて、日々のバイタリティをより高めてくれたらどう

          体力から筋力まで!基礎体力を腸内環境で高めよう!

          腸内環境の乱れと疾患をつなぐ 腸管バリア機能。「良い腸内環境」の新たな指標となるか

          こんにちは。onakademy編集部です。 近年、腸内環境の研究分野において、「腸管バリア」という機能に注目が集まっています。 腸管バリアとは? 腸管バリアとは、その名の通り腸管において有害なものが体内に入ることを防ぐためのバリアとなる機能を指します。 実は、大腸を含む消化管は口から肛門まで一本の管のような構造になっています。 ちくわやホースのような構造ですね。 そのため、腸は体の内部にある臓器ではあるものの、その内側は環境としては「体外」(口腔から入ってきた病原菌

          腸内環境の乱れと疾患をつなぐ 腸管バリア機能。「良い腸内環境」の新たな指標となるか

          あなたの食の好き嫌いは実は腸内細菌に誘導されているかもしれない。

          人間の健康に大きく影響を与えると言われている腸内細菌ですが、食の好みにまで腸内細菌が影響しているとしたら、あなたは信じられますか? こんにちは、onakademy編集部です。 今回の研究室の記事では、2022年に発表された腸内細菌と食に関する非常に興味深い研究を紹介します。 研究の背景 一部の寄生虫などの共生生物は宿主を肉体的・心理的に誘導することで自身の生存に有利に働く環境を能動的に作り出すことが知られています。 特に昆虫では有名な例が多いです。有名なものでは様々な

          あなたの食の好き嫌いは実は腸内細菌に誘導されているかもしれない。

          ヨーグルトの世界を探検!味と健康を両立する選び方ガイド

          こんにちは!onakademy編集部です! この仕事をしているといろんな人からよく質問や相談を受けるのが「結局どのヨーグルトが一番いいの?」、「種類が多すぎて選び方がわからない」ということです。 これに対して私たちは、「人によって合うものは異なるので、まずは同じ商品を2週間試してみてください!」と答えることが多いです。 ただ、2週間1種類のヨーグルトを食べ続けて、ダメなら次というのを繰り返すのは、時間もお金もかかって大変ですよね。 しかも、「ダメ」の基準もハッキリあるわ

          ヨーグルトの世界を探検!味と健康を両立する選び方ガイド